活動報告  平成26年7月~9月

 

平成26年9月 市民対話集会を開催しました

 

 新政会では毎年、「市民対話集会」を開催しています。 これは、市政に対する市民の意見や思いを把握し、議会活動に反映するとともに、 議会基本条例で定めた市民の協働による開かれた議会の実現に努めることを目的に行っているものです。
 今年度は9月22日に駿河区、9月25日に清水区で「市民対話集会」を開催しました。
 対話集会では現在策定中の「静岡市第3次総合計画」の概要や各区の課題などを説明し、 参加者の皆さまの意見や考えを伺いました。参加者の皆さまからは、まちづくりや防災対策、 構成遺産「三保松原」を含む三保半島の整備などについて様々な質問や意見をいただきました。 新政会では、これらの意見や考えを精査し、反映させた政策提言を10月下旬に田辺市長へと提出する予定です。

 

 

平成26年9月9日 教育現場視察~清水江尻小・清水第二中学校~

保護者による「図書ボランティア」(江尻小)

 ≪清水江尻小 コミュニティースクールについて≫

清水江尻小学校は市内で唯一コミュニティースクール(地域運営学校)の研究校に指定されている。コミュニティースクールは、 保護者や地域住民が教職員と一体となって教育活動全般に参画・協働する取組みである。課題としては、多くの地域住民の協力や ボランティアに対して資金不足のためやりくりに苦慮している点が挙げられ、こうした地域活性化に成果を上げている学校には、 市としてもそれなりの補助が』必要であるとの声が多く上がった。

 

 ≪清水第二中学校≫

子どもを取り巻く環境と教員が抱えている生徒指導上の諸問題について意見交換を行った。教職員が多忙の中、 生徒との触れ合いの時間が少なく人間関係ができにくい状況がある。加配や適切な人事等、今後教育委員会としても 抜本的な指導計画が求められる。

 

 

 

平成26年7月 高松市丸亀町商店街・徳島県上勝町視察

 ≪高松市丸亀町商店街 成功の秘訣は地域のコミュニティ力≫

高松市

高松丸亀商店街は400年以上の歴史を持つ伝統ある商店街である。かつては1000人以上が暮らしていたが、バブル期に行われた 地上げの影響でバブル崩壊後には75人に減少。人が住まなくなったことで青果店や鮮魚店など商店街からすべて消えてしまった。 そこで、商店街は住民を取り戻すため、商店街の上層階にマンションを建設するという大胆な計画に着手。これにより住民が増え、 現在では休日には1日3万人が訪れる四国随一の商店街として復活した。再開発成功のポイントは土地問題の解決にある。これは、 丸亀町には400年のコミュニティが現存していたからこそできたことで、どれだけすぐれたリーダーがいても地域のコミュニティが 崩壊していれば再開発は不可能となる。コミュニティの存在こそが再開発成功の必須条件であると感じた。

 

 ≪徳島県上勝町 葉っぱをお金に変える魔法のまち≫

上勝町は、847世帯、人口1774人、高齢化率49.38%。過疎と高齢化に直面する典型的な小規模自治体であるが、高齢者が生き生きと働き、しかもしっかりとお金を稼ぐ。 「葉っぱをお札に変える魔法のまち」とまで言われ、全国でも屈指の元気なまちとして知られている。

  
  1. 彩事業(葉っぱビジネス)
    27年前にたった4軒で始められた「彩事業」は、現在200件にのぼり、上勝町もブランド化した。 最近では上勝町に魅かれ、Iターン移住する人が増えており、移住者により企業も相次いているとのことであった。

  2. ごみゼロ宣言
    上勝町は2020年までにごみの排出量をゼロにするという大目標を掲げ、ごみの分別を34種類とし住民に協力を求めている。 この結果リサイクル率は77%に達し、全国トップレベルとなっている。

 

過去の活動報告はこちら

2013. 10~11
2013. 8~9
2013. 5~6
2012. 12~
2012. 8~10
2012. 3~5
2011. 12~2012.3
2011. 9~12
2011. 7~10
2011. 5~7