活動報告  平成24年8月~平成24年10月

 

市民対話集会を開催しました!

平成24年9月29日(土)・10月14日(日) 

 

 新政会は初めての試みとして「市民対話集会」を計画し9月29日、10月14日の2回にわたって開催しました。

 今回の市民対話集会は、来年度に向けた政策提言をより充実したものとする為、直接市民との対話による生の声を提言に盛り込むと同時に、 会派所属の全議員に地域性による市民の思いや考えを共有し、同じ視点に立ってまとめる事を目的に開催したものです。
 対話集会では現在の会派活動と今後の方針、及び策定中の政策提言について説明を行い、参加者の皆さまの意見や考えを伺いました。
 新政会では、これらの意見や考えを精査し、反映させた政策提言を10月末に田辺市長へと提出しました。

 

 

仙台市荒浜地区・東松島市視察

平成24年8月23日~23日
望月厚司・兼髙正男・中山道晴・佐藤成子・遠藤広樹・尾﨑剛司・池邨善満・後藤哲朗

新政会は昨年7月に仙台市及び東松島市を訪問し、被害状況等を視察した。今回、前回訪問から1年が経過した現状と復興状況を調査するため、2度目の視察を行った。

▼仙台市▼

 復興に向けて、復興事業局を24年4月1日付で設置し、生活再建支援部・復興まちづくり部・宅地復興部など3部と震災復興室など3室8課を設け166人体制で復興支援に当たっている。“津波から命を守る”津波防災・住まい再建プロジェクトは、 道路の6メートルのかさあげ(土盛り)や津波浸水シミュレーション等を市民に周知し、集団移転を推進。海沿い南北に走る県道10号線の海側を災害危険区域に指定し居住を禁止した。

 

 

 

 内陸への移転が決められている1,500世帯のうち、約800世帯がこの荒浜地区だ。道路を挟んで移転地域と居住可能地域の明暗に対しての抗議の黄色い旗が立ち並ぶなど集団移転の難しさを感じた。

▼東松山市▼

 “あの日を忘れず、ともに未来へ~東松島一心~”の合言葉のもと、復興作業が行われている。人口約4万人の町から市民が離れていかないよう市長自らが集団移転先の土地価格 を交渉し、スピードのある復興を進めている現状を伺った。
 なかなか復興計画が立てられない被災地が多い中、東松島市は被災直後の平成23年度から10年間の復興計画を策定し 現在整備が進められている。市長のリーダーシップに世界各地からも支援が届いており、c・w・ニコル氏提案・支援の“森の学校”は小中学校6校のうち3校を高台に移転して建築予定。 また、デンマークの皇太子からデンマークの自然エネルギーの事を伺い、東松島市を自然エネルギーのモデル基地にしていく事業の参考にさせていただいたとのこと。
 「5年後に再度訪問して下さい。必ず新しい街の姿をお見せします。」との自信ある言葉をいただいた。 市長として、市職員を、市民を、ここまで引っ張ってきた力が伝わってきた視察であった。

 

新政会教育現場視察

平成24年9月10日
望月厚司・兼髙正男・中山道晴・水野敏夫・佐藤成子・遠藤広樹・尾﨑剛司・池邨善満・後藤哲朗


 新政会が毎年行っている教育現場視察を9月10日行った。この視察は、「教育現場視察を通して、学校の抱える問題点、課題等に関する生の声を聞き、改善を求める」こと を目的としている。今回は、清水飯田中学校の不祥事や生徒指導問題などの対応と、清水江尻小学校の特別支援学級について視察した。



 ▼清水飯田中学校…7月に発生した教員の不祥事や学校生活に馴染めない生徒の様子などについて説明を校長から受けた。これに対して議員からは、不祥事発覚後の生徒への対応や生徒指導の現状、地域との連携の必要性、警察OBなどによる外部の協力要請など、質問や意見要望が出された。また、教育委員会関係者の関与をもっと強くする必要があるといった意見も出された。

▼清水江尻小学校…特別支援についての取組みや課題が話し合われた。市内で特別支援を必要 とする子どもが多く、支援員の数が不足している現状が指摘され、議員からは来年度予算要望 で支援員の増員について取り組んでいくという意見が出された。

 

 

過去の活動報告はこちら

2012. 3~5
2011. 12~2012.3
2011. 9~12
2011. 7~10
2011. 5~7